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【Windows版】LaTeX環境を導入する

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手持ちのWindows機にLaTeX環境の導入をしてみましたので、参考までに。

今回環境の導入に用いるのはtexlive2016です。エディタはAtomを使用することを前提としています。早速、説明に入りましょう。

1.texlive環境の導入

Installing TeX Live over the Internetからinstall-tl-windows.exeを選択し、ダウンロードします。

ダウンロード後install-tl-windows.exeを右クリックし、「管理者として実行(A)」を選択します。

「Simple install」にするとやたら容量が食ってしまうので、今回は「Custom install」でインストールしてみます。

「Custom install」にチェックを入れ、「Next>」をクリックしましょう。

ウイルス検知器がうんたらとか言われますが、「続行」をクリック。

「Install-tl」ウィンドウでインストールするパッケージの選択をしていきます。ここでは必要そうなパッケージを適当に選択していきました。

まずは「Install-tl」ウィンドウ最上位の、「選択したスキーム」の「変更」をクリックし、「中規模スキーム」を選択します。

次は「Install-tl」ウィンドウ上から2番目の、「導入対象コレクション」を選択し、下図のように導入対象コレクションを選択していきます。

さらに「Install-tl」ウィンドウの一番最後の、「TeXworksフロントエンドの導入」を「いいえ」に変更します。(TeXworksエディタを使用するつもりであれば変更する必要はありません。)

以上の操作が終了したら、「TeX Liveの導入」をクリックし、インストールを開始します。

「導入プロセス」画面が表示されます。インストールの完了には数分を要します。

下図のような画面に変われば、インストール完了です。

2.Atom環境の導入

以前Bash on Ubuntu on Windows+Atomで開発環境を整えてみるでAtomの導入方法の説明をしたことがありますが、今回はBash on Ubuntu on WindowsではなくWindows、すなわちPower Shell環境をLaTeX導入の前提としているので、一部設定の仕方が異なります、ご注意下さい。

2.1.インストール

公式サイトからAtomをダウンロードしてインストールします。

2.2.設定の変更

2.2.1.日本語化

Atomを起動し、エディタ画面でCtrl+,で設定画面を開き、「install」→「Search packages」に「japanese-menu」と入力し、該当する検索結果のものをインストールして、インストール完了後、Atomを再起動します。これにより、Atomの日本語化ができているはずです。

2.2.2.ターミナルの導入

同様に、Atomの設定画面から、(日本語化後)「インストール」→「Search packages」に「platformio-ide-terminal」と入力し、該当するものをインストールします。今回は、platformio-ide-terminalの設定を変更する必要はありません。

Atom環境の導入は以上で完了です。

2.2.3.PDFビューワの導入

こちらもまた同様に、Atomの設定画面から、「インストール」→「Search packages」に「pdf-view」と入力し、該当するものをインストールします。

3.バッチファイルの作成と環境変数の設定

LaTeXで文書を作成するときは、platexコマンドで中間ファイルであるdviファイルを生成後、dvipdfmxコマンドで段階的にpdfファイルを作成します。しかしこれではコンパイルの度に無駄に作業量が増え非効率なので、ここではそれらの処理をひとまとめにしてしまうバッチファイルを作成することにします。

3.1.バッチファイルの作成

デスクトップ上で右クリックをし、「新規作成(X)」→「テキストドキュメント」を選択し、名前を「pdfplatex.cmd」としてバッチファイルを作成します。

Atomを起動し、作成したバッチファイルを下図のようにドラッグアンドドロップします。

Atom内でタブをpdfplatex.cmdのものに変更してバッチファイルを編集します。下記のコードを追記して保存します。ちなみにAtomでの保存コマンドは「Ctrl+S」です。

3.2.環境変数の設定

次に先程作成したバッチファイルをいつでもコマンドラインから実行できるように、「パスを通す」という作業を行います。

まず、このように作成したバッチファイルは、まとめて管理するのが楽なので、「C:\」(Cドライブ)に「Command」フォルダを作成し、pdfplatex.cmdを「C:\Command」へ移動します。

次にコントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの詳細設定」→「環境変数(N)」の順に選択していきます。

「環境変数」のウィンドウが開いたら、変数「Path」を選択し、「編集(E)」をクリックします。

「環境変数の編集」ウィンドウが開いたら、「新規(N)」をクリックし、「C:\Command」を記入しすべてのウィンドウで「OK」を選択して環境変数の追加を完了させましょう。これでpdfplatex.cmdはどこからでも使用できるようになります。

4.利用例

以上がLaTeX環境の導入でした。では、実際に構築した環境を利用して文書作成に至るまでの例を載せておきます。

右クリック→「新規作成(X)」→「テキストドキュメント」を選択します。

ファイル名「test.tex」としてtexファイルを作成し、Atomで開きます。

以下のコードを追記して保存します。

左下の「+」マークをクリックしてコマンドプロンプトを起動し、

コマンドを実行してみましょう。エラーが無ければコンパイルに成功し、PDFファイルの生成に成功しているはずです。

Atomプラグインの「pdf-view」がインストール済みであれば、左のツリービュー内の「test.pdf」をクリックしてそのまま完成したPDFファイルの閲覧ができるはずです。便利です。

今回導入したLaTeX環境の使用例は以上となります。

いかがでしょうか。今回のLaTeX環境の導入は、PCの経験が浅い人などには難しい部分もあるかもしれませんが、コメントで質問を受け付けていますので、訊きたいことがあればぜひコメントしてくださいね!一応、この記事で扱っている内容についてはあくまでLaTeX環境導入方法の一例ですので、必ずしも全てを模倣する必要はありませんが、必要とする人の参考になれば幸いです。

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